【加工食品のリスク〜菓子パン編〜】vol.2
こんにちは、料理研究ブロガーのCHIHOです。
みなさん、どのくらいの頻度でコンビニを利用していますか?
毎朝、菓子パンで済ませていませんか?
何袋もお菓子を抱えながらテレビを見ている・・・なんてことはありませんか?
OLをしていた頃の私は、まさに、朝は菓子パン・昼はコンビニ弁当・夜はスーパーのお惣菜な生活をしていました。
今、考えるとゾッとします。
今日は、「体によくないんじゃないかなあ〜」となんとなく思っている加工食品の菓子パンについてまとめてみましたので、最後まで読んで頂き、食生活について考えるきっかけにして頂ければと思います。
コンビニに頼る生活
私は、OL時代、朝は会社の近くのコンビニで朝食ようの菓子パンかサンドウィッチを買い、ランチ用のカットサラダや菓子パン・カップラーメン・デザートを買っていました。
食費は浮くと思っていましたし、時間もなかったので仕方なくそうしていました。
職場の同僚も、コンビニのお弁当を毎日食べている人も多かったので、コンビニに頼る生活がかなり定着していました。
菓子パンが体に及ぼす影響
菓子パンの多くには、「イーストフード」「乳化剤」「PH調整剤」「膨張剤」など、さまざまな添加物が含まれています。
よく成分ラベルに「pH調整剤」という表示がされていますが「pH調整剤」とはなんでしょうか?
pH調整剤とは・・・
食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、
食品の腐敗を抑えるための添加物!!
pH調整剤にはクエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されていますが、まとめて「pH調整剤」と表示されています。
複数の成分が配合されているにも関わらず、「pH調整剤」と表記されてしまっているところに危険が潜んでいます。
1つ1つの商品で配合量の制限は決まっていても、1日に数種類の加工食品を口にしてしまう場合、その制限は定まっていないため、各々個人が気をつけていくしかありません。
リン酸塩の過剰摂取が危険!!
・カルシウム以外のミネラル(微量元素)の吸収も阻害する。
・亜鉛は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルですが亜鉛を体外に排出してしまうので、亜鉛不足によりキレる現象につながる可能性がある。
・カルシウムが人の腸管から血液中に吸収されるのを妨げ、血液中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出し、動脈が硬くなってしまい、心筋梗塞や脳梗塞といった病気になる。
・そのカルシウムが神経細胞内に溜まると、イライラや神経過敏になる。
・カルシウム以外のミネラルの吸収も阻害し、亜鉛を体外に排出することによって脳が正常に動くためのミネラル・亜鉛不足を引き起こす。
・骨粗鬆症や老化・短命の原因になる。
・心筋梗塞などの心疾患のリスクを上昇させる。
※菓子パンに含まれるリンの過剰摂取が死亡リスク増加に関与するとされる報告があります。
※リン酸塩は特に要注意の食品添加物です。
トランス脂肪酸の危険!!
<トランス脂肪酸とは>
※トランス脂肪酸は、液体の植物油に水素添加を行って固体や半固体の油脂をつくったり、植物油を高温にして脱臭したりする過程で生じる。
※パンやドーナツ、お菓子や揚げ物、さまざまな加工商品に含まれている。
メーカーがリン酸塩の表記を避けたい理由
※「pH調整剤」や「調味料(アミノ酸等)」に隠されたリン酸塩に要注意が必要!!
pH調整剤を製造業者はpH調整剤を抑えて使う事を提案しているが製パン業者はコンビニチェーンからの要求と、提案を受けない。
・消費者は具体的な添加物名がわからない。
・pH調整剤は、対象食品も使用量も制限がない。
(コンビニチェーンや食品メーカーにとって非常に都合のいい添加物)
・食品メーカーはリン酸塩の表記を避けるために、pH調整剤と表記する。
(リン酸塩が含まれている事を表記する事を避けている)
・pH調整剤の量が非常に多いと言われているのはサンドウィッチです。
・pH調整剤は“日持ち向上剤”と言われている。
・食品の腐敗を防ぐ役目がある。
(多量に添加すると、食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺す可能性がある)
・調味料(アミノ酸等)の中にリン酸塩を使用するケースも増えてきている。
・通常調味料(アミノ酸等)と食品表示があれば、グルタミン酸ナトリウムなど複数の化学調味料が含まれているが、最近はリン酸塩を加割る事が増加。
ふわふわ食感の危険!!
ふわふわした食感のパンって美味しいですよね!
でも、そんな食感を出すために添加物は使用されているんですね・・・。
ふわふわした食感を売りにするタイプは、
発酵させる時、小麦粉改良剤として臭素酸カリウムが使われていることがあるのです。
・小麦粉改良剤を使う事で、発酵時間は短くてすみコストを下げる事ができるのです。(品質のよくない小麦粉を使うためコストを削減)
しかし、
・臭素酸カリウムは、ラット実験で腎臓や甲状腺での発がん性が確認できたそうです。
そして、
・菓子パンの成分は、糖質と脂質で、他の栄養素がありません。
菓子パンをやめる方法
菓子パンが習慣化していた私にとって、菓子パンを止めるのは少し大変でした。
小腹が空いた時には小銭でコンビニで買えますし、満腹感もありすぐに手に入ります。
しかし、食品添加物をなるべく取らないと決めてから、まずは毎日のように食べていた菓子パンを止めるのが食品加工の食材を減らすには手っ取り早いと思いました。
私がよく買って食べていた菓子パンはコッペパンやサンドウィッチ、クリームやチョコレートクリームが挟んであるふわふわ系の菓子パンです。
何度もコンビニに入っては菓子パンコーナーに何分もいましたが、体が糖分を欲している時に菓子パンが食べたくなるのだと思い、家で簡単に作れるクレープを作ったり、手を汚さずに作れる簡単パンのお気に入りレシピを見つけました。
安くて簡単に作れるお気に入りのレシピに出会う事で、自分でデザートもサンドウィッチも作れます。タッパーに入れて持ち歩けば、いつでも食べたい時に食べれるので、コンビニに立ち寄る事もなくなりました。
今では、コンビニには2ヶ月に1度程度しか行かなくなりました。
ただ、絶対食べないと決めてしまうのではなく、週に一回は食べても良いことにしました。そうすれば、精神的にストレスをかけすぎずに気付いたら食べていなかった、と言う状態にする事ができました。
菓子パンをやめて体の変化
菓子パンをやめた事で、体に変化が出てきました。
・胃がもたれなくなった
・体のだるさがなくなった
・イライラしなくなった
・パン依存症から解放された
・体が菓子パンを欲しなくなった
この様な効果が出ました!
菓子パンって中毒性がありますよね。お腹が空いていなくても、なんか口寂しくて買いたくなってしまう・・・。
しかし、今では依存していた日が嘘のように体が菓子パンを欲しなくなりました!!
---------------------------------------------------------------------------------------
ついつい1日に何個も食べてしまう・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コンビニでも簡単に購入でき、手軽で身近な分、一切止めるというのは、難しいという方も多いでしょう。
まずは、加工食品に含まれている食品添加物について知り、
徐々に、自分で調理する機会を増やしていきましょう。
普段、何気なくおやつで食べている菓子パンやお昼に食べていた菓子パンのデメリット、体に与える影響を取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか?
忙しい日常の中でついつい頼ってしまいがちな、スーパーやコンビニの菓子パンですが、便利な分、リスクもある事がわかります。
気軽で簡単に満腹感を満たせるというメリットもありますが、加工食品には、保存料や見た目を保つために様々な添加物か使用されています。
体に及ぼすリスクを再度考え直し、食生活を改め、考えるきっかけにして頂ければと思います。
健康のためにも、菓子パンに頼らなくてもいいよう・・・
普段から料理をする事を意識して頂ければと思います!!
そして、料理苦手意識の克服のためにも料理をする習慣が付くよう、ご提案させて頂きます。
料理を身近な事にする事で、加工食品付けの日々から卒業して、健康的で安全な食生活の維持できます!!
”食生活改善プログラム”では、加工食品から卒業して、健康的で、安心な食生活のためのお手伝いができればと思います。
ぜひ、料理に苦手意識のある方も少しづつ、ステップアップして健康のため、そして苦手意識の克服のためにチャレンジして頂ければと思います。
最後までご覧いただき有り難うございました。
----------------------------------------------------------------------------------------
食生活改善のためのお助け情報を随時更新していきます。
ぜひ遊びに来てください!
「菓子パン食べるの少し控えようかなあ」「菓子パン付けの日々から卒業したい!」など、この記事で感じた事、ご報告・ご意見、お待ちしております。
リクエストがありましたら、ぜひ書き込みください。お待ちしております!
Twitter : https://twitter.com/mogumogu402
instagram : https://www.instagram.com/mogumogu0311
随時、役に立てる情報を配信していきますので、フォローよろしくお願いします!!
--------------------------------------------------------------------------------------
次回はカップラーメンのリスクについてお話ししていきます。
どうぞよろしくお願いします。