【噛むということ】vol.22
こんにちは、料理研究ブロガーのCHIHOです。
今回は噛むことの意味についてお話していきます。
噛むという行為
噛むことは人間の生命力を土台から支える大切な行為です。
現代人が好むメニューは柔らかいものが圧倒的に多くなっています。
つまり、柔らかい物を食べる事によって
噛む回数も減ってきてしまっています。
噛まないリスク
食事をよく噛まないとどうなるか・・・・
よく噛まずに食事をすると満腹中枢が刺激される前にたくさんの量を食べてしまいます。
食事をよく噛んで食べるとどうなるか・・・・
よく噛んで時間をかけて食べるようにすると、満腹中枢が活性化し少量で満腹感が得られます。
噛むことの良い影響
・穀物をよく噛むと唾液に含まれるアミラーゼという酵素によってデンプンが分解される為、自然な味の美味しさがわかるようになります。
唾液の中には味覚の働きを高める物質が含まれていますので味覚の強化にもつながります。
・言葉の発達への影響
よく噛む事で口や舌の筋肉が発達し、乳幼児時期には言葉の発達にもつながります。
・食事をした時、脳が顎や舌に適切な運動をするよう指令を送っています。
この情報のやり取りが脳の血流を盛んにしています。記憶を司る海馬も噛む事で活性化し記憶力も上がります。
認知症の予防にもなります。
・歯の病気の予防
よく噛む事で、唾液が分逸されます。唾液は口の中を清潔に保ってくれます。唾液に含まれる免疫物質(リゾチーム、ラクトフェリン、クラトフェリン、など)が虫歯や歯周病の原因となるさいきんの定着を防いでくれます。
・がん予防
発がん物質と唾液を混ぜる事で唾液に含まれる物質が活性酸素を除去してくれます。
よく噛んでしっかり唾液と混ぜる事でがんになる危険性を減らす事ができます。
・過剰なストレスホルモンの分泌を抑えられる
・目の疲れを改善
・肥満予防
・胃の調子をよくする
食べ物をよく噛んで口の中で細かくする事は、胃腸が食べ物を消化する負担を和らげてくれます。
唾液のデンプンアミラーゼによって消化を促すので胃腸への負担を軽減できます。
・顎の発達
よく噛み顎をしっかり発達させる事で、歯並び、噛み合わせをよくしましょう。
噛み合わせがしっかりしていると、スポーツなど力が必要な時、体の重心を保つ事ができ、運動能力をはっきする事ができます。
噛むを習慣にする
・一口30回噛む
なるべく舌の前に食べ物を意識的に置きしっかり噛みましょう。
・飲む物からエネルギーを取らず、しっかり噛む物からエネルギーを取る
・食べ物を水で流し込まない
しっかり噛み、唾液がちゃんと出ている事を確認する事が大切です。
・おやつは硬いものを
噛みごたえのある煎餅、昆布、干し芋、するめ、煎り豆
・玄米、雑穀米、豆類を食べる
主食を噛みごたえのある物にすると噛む回数を増やす事ができます。
・ガムを噛んでそしゃくのチャンスを増やそう
食後にガムを噛む事で、虫歯予防ができます。食前では食べ過ぎを抑えられます。
仕事中の気分転換・試験前の緊張感をほぐすこともできます。
生活に噛むを意識する事によって変わった事
噛む事は日常の中で自然と行われます。
しかし、選ぶ食材によって噛む回数や噛む力、意識する機会というのは変わってしまいます。
私が噛む事を意識するようになって、築いた変化があります。
噛むという事は本当に大事で、日々行われる事だからこそ、意識をしっかり持って続ければ心も体もいい方向に変化できると気付きました。
・味覚が敏感になりました。
食品をゆっくり噛んで味わう事で食材そのものの味を楽しめるようになりました。
・悪かった滑舌が、よくなりました。
食事をする上で咀嚼も大事な健康要素になってきます。
日々、意識して唾液を感じながらゆっくりした食事を心掛けたいですね。
最後までご覧いただき有り難うございました。
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次回もまたご覧ください。